対角線

不自然な心君は一体どこから来たの、私は知ってるよ

でもそれを知りたくないよ

知ってしまったらそれは1番の悲しみになるから

体の節々が痛む、関節が伸ばされてるみたいだ、気圧の上下が、体にも当てはまっているようで、体もうねりうねりと曲がって言っている。

鼻ずまりとくしゃみ、右目のアイラインだけが取れる時期になった。

高校時代はそんなこと無かったのにな。

ふと思い返す、自分の体の変化を、私はいつからアイラインを引くようになったのだろうか。

いつから点鼻薬を使うようになったのか。

小さな頃、低気圧は知らなかったが、関節痛はあった。それは、気圧のせいだったのだろうか。

私は、小さな頃の私と対角線上に向かい合う。

さて、この子は誰だろう。私は街でこの子を見かけて、私だと言えるのだろうか。

体は日々変化し自らで変えていって今に至る、その日々の中で私は生きてきた、その過程を、私は全て肯定したいと、ここ数年思う。

思うようにしている。