スシロー国分寺店

偶然、回転寿司屋で、向かいのボックス席の2歳くらいの男の子がひょこっと顔を出して、構ってほしそうに、私をみた。

私は、かぼちゃの天ぷらを齧りかけていて、その状態で変な顔をした。

照れた顔をしてしゅるしゅると背もたれに消えてゆくその子を見つつ、変な顔のまま天ぷらを食べた。

その後も、チラッと顔を出しては、私は何かしらした、その度に、背もたれにしゅるしゅると消えた、声も出してコミニケーションを取った。そうなの〜!と、相槌をただ打ったり。

その子が背もたれの縦、ではなく横の部分から顔を出てきた、私たちへのフェイントだった。

はっとして、横なのね!?と驚いた顔をし、友だちと、ええ〜!!かわいい〜すごい〜!!と褒めちぎったら、本当に、太陽のような笑顔でまた自分の席へ戻って行った。

長く文章を書くのが好きな私、小さい頃から書いていたが、太陽のようなという、よくある比喩を使うのはその子のためにあると感じたし、初めてこんな明るい比喩表現を使わせてくれて、ありがとう。

凄まじい生命力を感じて、顔がくしゃくしゃになった。


この文章は、このまま、明るいまま、終わらせよう。

手首

手首の手術をついにするかも

なんか、ひよちゃん第1章完結、のような気分。

手首の間接から肘まで、の傷跡を、一本の線にするんだけど、最初は記録にこの傷跡達をなにかに収めて起きたいな、、なんて思って居たけれど。

ただ、私にとって負の遺産でしかないことは、二重まぶたを作り直した時に立証された。

12歳の時ブスだからという理由で下手な二重にされ、後に自分で好きなデザインで話の会う先生に二重にしてもらったら、自分のことが好きでたまらなくなった。

たぶん、これが、普通の人がこの世に生を受けた瞬間から持ってる当たり前の感情なのだろう。

 


あとは手首だ。長い歴史、たくさん私を支えてくれた手首。この手首があと少しだけ、弱くあと数ミリでも、静脈が太かったり表面に近かったりしたら、いま、私はいないだろう。

たくさん私からの暴力を受けて、それを許して、でも、生き続けてくれた手首と私。

さよならを言うのが、寂しかったりもする。

たくさん私を受け止めてくれた、けど、この手首は、もう、いてはいけないそんざいだから。でも、過去にいた事を否定もしないし隠しもしない。

ひよちゃんの手首。細くて青白いとよく心配される。生まれた時から、体の末端が、私は小さかった。生まれたままの姿で、終わらせられなくて、ごめんね、それは、顔にも言えることだけど。

手首にも、ごめんね、ありがとう。

さようならかもしれない。

もう合うことがないことを願って。

病人

17:19

でんしゃにのってる

渋谷でネイルをするため

不要不急なのかな。帰り道、国分寺に寄りたい。まだ、色が決まっていない。

山手線の中、夏特有の、ビッグマックの中身みたいな匂いで充満してる。死にそう。

あと、マックの店内酸素ないし粒子?油なのになんで呼吸できるの?なんか、思い巡り巡って、死にたくなる。

コロナ前から電車の中の空調に関してめちゃくちゃ敏感だったから窓空くようになって嬉しい。

香水、色々買いたくなるけど、結局ANNA SUIと、モンパリのシリーズをグルグルとしてる。

 


もうすぐ渋谷に着く

いつかの最悪なオーディションの会場に近いネイルサロン。毎回思い出す。

Huluで配信されてた。

 


溶けて溶けて溶けて溶けて溶けて溶けて何もわからなくなる

という歌詞の歌を聴いてる

 


待たされてる間今晩は絶対家でそばを食べると決めてる。

あと、オーディションのとき、白ティーとデニムとか普通の服で!と言われたけど両方持ってない。

普通ってなんだよ失礼だな。

 


終わってまた電車乗る。電車に乗るといつも、ものすごく気が沈む。

電車にいる男の人全員が怖い。みんなが殴りかかってきそう。

助けて欲しい。普通に。

怒りが込み上げてきて涙が出そうになる。

 


家でそばくってロンハー見てる

突然のツイキャス

爪が短くなったから上手くコメント打てなくて変なことになったら嫌だから何もしない

なんか申し訳ない気分になる。

 


何かしらにイライラしてるたった今23:27

婚約者

ふと、好きな歌の歌詞を、共有したり。

今、見ているテレビ、面白いよとか、連絡したり。

渋谷に行けばセンター街を通り抜け、いつもの私たちのルーティンがあった。

 


入学した時は身長同じだったのにね。

そりゃ、だって、小さい頃の睡眠時間足りてないならだよ。私たくさん寝てたもん、ずっと寝て起きたい時に起きてたもん。

そっか。

 


おそろいの指輪を買って、婚約などと言って、ヘラヘラと過ごした、でも、21歳になった今、その、中野の雑貨屋さんで買った指輪、大好きだったあの子との婚約指輪が、どんどんと私を締め付ける。あの時婚約指輪〜!とふざけて言った私を、私は、よく覚えている。

私が沢山喋り沢山聞いてくれた、もう、その時から居なかったのかな。

 


ピンク色のシャツ、お揃いで買おうよ。

なんで?

だって、でてくるじゃん!ベリのさ!

あ、そうだね。

 


長い時間を共にすごした。息苦しい思春期を、もうある程度自立してしまった私たちは、色んな姿に形を変え飛び立ってゆく。

そこに、私の理想を押し付けてはならない。

そんなこと、分かっている。

分かってるけどね。

現在、を受け入れてしまった私には、もう、知っている、あの子、は、居ない。過去の存在である。無くなったんだ。事実、姿かたちも変わり、言動も、変わったからもう、居ないんだ。あの子は、どこにいっちゃったんだろう。どこにも、行かないでほしかった、でも、そんなこと、そんなこと、

あの子は、今どこで、生きているのだろう。自分のためだけに強く日々を生き、また、絵を描き、文化的な生活をして、何にも搾取されず依存せず、朗らかな生活を送って居て欲しい。

きっと、もう。にどと、会うことは無い、婚約者のあの子。

ベロアのリボン

恋人の家で寝ていて、年に一度あるかないかで起きる、すごい偏頭痛で、お母さん!と叫んで目が覚めた。

 


その後Sくん、Sくん、Sくん、Sくん、と、彼が起きるまで、呟いていた。

 


コンビニって、ロキソニン、売ってるかなぁ調べてくれる?、ほんとごめんね

 


ないみたい

まあ、とりあえず行ってくるよ

 


Sくんは家を出て、ロキソニンを買ってきてくれた。

 


薬を飲んで、私は効くまで、そして、頭の違和感が消えるまで、ぼーっとしていた。

Sくんは帰ってきてすぐ、また、眠った。

 


苦しんでる人を前に、冷静にするべきことをして、それになんの下心もない人を私は初めて見た。その事に気がついて、感動して、感謝して、2人で喜んだのは、私たちが目覚めた時夕方の事。

この、丁寧に包装されて、リボンで飾られた箱のような空間の中で私たちは過ごしている、誰にもほどかれないように。

今回

今日はやけに、街頭の光に目がいくなぁ

いつもより、強く光っているよう。頭がギンギンと痛い。

 


みんなから送られてくる言葉でやっと実感して、涙が溢れた。というか、みんながその時間を楽しみにしていてくれていたことを強く感じて涙が出た。私自身はなんでかぼやっと何が起こってるのか分からなかった。

私自身を表すと、割れると血が出るガラスの様な生き物だから、みんなの言葉が昨日はよく刺さって割れた。

 


今回は、中止、ということですが、それに関して、なんというか、わからない、という言葉しか出てきません。

もちろんコロナの時は休むべきだし。

でも、皆さんが足を運ぶ危険と時間はなんなんだろうと、考えていました。演劇は家では見れないし、時間であるから。

 


演劇という時間が、解る日が、来るのでしょうか。

辛くても、みんなが考えるのをやめても私は真摯に考え続けていたいなと、思った。

ただ寝たいだけでさ

グレーとかのTシャツを着た女の子の脇とか首周りが汗で夕方少し風か吹き始めると塩になったしろくなって、あせ、の範囲がわかる。

生きてるからだから出てくる汗が形に残る。そんな時期。

 


最近幽体離脱しているらしい、医学的になんかちゃんとした言葉と説明があるが。

寝ている気がしない。

眠れたと思うと、実家にいる。逃げ出したいのに眠たいから自分の部屋で眠るけど、実家だから眠りが浅いし、幽体離脱してるから更に眠れていないに近い。

自分の考えうる最悪の結末が実家で行われていて、私はその中を彷徨っていて、おばあちゃんの声だけが聞こえる。

ほかの人たちは威嚇するように足音を出す。

近ずいてくる、目が覚める、眠る眠たい眠る眠たい眠る眠たい。

壁一面に有名な人のサインがたくさん書いてある、見たくもない関わりたくない。

見たこともない猫が、4匹もいる。

みんな達はどこへ言ったのだろう。

たくさんの本に囲まれて階段を上る、いつまでも玄関にたどり着けない、早くここから出たい、ここから出たい、私は危険な場所に居たくない。

おばあちゃんの部屋にたどり着く。

おばあちゃんは居ない。

その代わりに、お父さんが使っていた机がまだ残っている頃の部屋だった。

その机は血縁者が私の家から何もかもを物理的に搾取する家族にあげてしまった。

パニックになった。

あの机だ。まだある。机だ。つまり、おばあちゃんは、無理やり入院させられている時だ。

どうしよう。だれから、どれからなにを救えばいいんだ。

私は何も救えないまま目が覚めた。

とてつもなくお腹が減っていた。

健康のため体重をはかる。

41.4kg

きっと、また、夜まで眠る。こんな世界のこと何も見ていたくないから。